姿勢不良・側弯症
姿勢不良・側弯症
下の図のような長時間の非対称な姿勢は、全身の筋肉のバランスを崩し、肩こり・頭痛・腰痛などの症状を引き起こす可能性が高くなります。
その異常な姿勢を長期間つづけると側弯症という背骨の「ゆがみ」を生じさせます。
側弯症は自覚症状がほとんどないため、気づいたときには背骨の歪みが進んでいることがあります。
側弯症になると元に戻すには時間がかかります。最悪の場合、手術の可能性ができてきます。
特徴と症状
以下のような症状が1つでも当てはまる場合は早めに当院へご連絡ください。
肩こり・頭痛・腰痛:背骨の歪みのため、首周りや背中の筋肉が緊張し血流が妨げられ、肩こりや頭痛、腰痛を引き起こす可能性があります。
吐き気:首の筋肉の緊張が自律神経バランスを不安定にし、吐き気を感じることがあります。
集中力の低下:血流不良や筋緊張による不快感などで学習や日常生活の集中力が低下することがあります。
全身への影響
側弯症は、姿勢の乱れや神経圧迫による問題も発生することがあります。
さらに、成長期の子供の場合、適切な首のカーブが形成されないと、以下のような健康問題が生じる恐れがあります。
今後の成長不良:正常な姿勢が保たれない場合、骨や筋肉の成長に影響を与え、身長の成長不良が起こる可能性があります。
内臓疾患:特に心臓や呼吸器に影響を及ぼす可能性があります。姿勢の乱れが心臓や肺の機能に圧迫をかけ、循環器系や呼吸器系の問題を引き起こすことがあります。
脊髄圧迫による麻痺や排尿排泄障害:脊髄神経が圧迫されるリスクがあり、麻痺や排尿障害などの深刻な神経症状が発生する恐れがあります。
アプローチ方法
- 骨格の歪みを矯正し、筋肉の負担を軽減
- 首周りや胸背・腰部の筋肉の緊張をほぐし痛みを軽減
- 再発予防のためのストレッチや運動指導
定期的な通院をお勧めします:治療後も定期的にフォローアップを行い、症状の改善や姿勢の維持に努めます。
お問い合わせ・ご予約について
姿勢不良や側弯症に関するご相談や治療をご希望の方は、当院にお気軽にお問い合わせください。
【予約の方は】
【ホームに戻る】