ブログ
実は腰以外が原因!? 太もも・お尻・背骨の 「意外な筋肉」 が引き起こす坐骨神経痛
「坐骨神経痛=ヘルニアや狭窄症」というイメージを持つ方が多いですが、
実は、症状の原因はヘルニアだけとは限りません。
整体院に来られる多くの方の中には、太ももやお尻、さらには背骨まわりの筋肉の緊張が原因で坐骨神経の痛み・しびれが起きているケースがとても多いのです。
今日はその “見逃されがちな原因” についてわかりやすく解説します。
◆ 有名な原因だけではない!坐骨神経痛を引き起こす「意外な筋肉」
坐骨神経痛の原因として一般的に知られているのは、
・椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・梨状筋症候群
などですが、実際にはもっと多くの筋肉が関係しています。
その中でも特に影響が大きいのが次の4つです:
① 太もも裏 ― ハムストリングスの緊張
ハムストリングスは坐骨神経のすぐそばを走る大きな筋肉。
ここが硬くなると、
・坐骨付近の引っ張り
・骨盤の後傾(猫背姿勢)
・坐骨神経の通り道へのストレス
が起こり、痛みやしびれにつながります。
座ると症状が強く出るタイプは、このハムストリングスが疑われます。
② 太ももの横 ― 外側広筋の硬さ
外側広筋が緊張すると、骨盤や股関節を外側へ引っ張り、坐骨神経のルートに“ねじれ”を作ることがあります。
特に以下の人は要注意:
・O脚傾向がある
・ガニ股気味
・長時間立つと太ももの外側が張る
“太ももの横が硬いだけで坐骨神経に影響?”と思われがちですが、実は非常に多い原因です。
③ お尻の大きな筋 ― 大殿筋の緊張
大殿筋が固くなると、お尻から下肢にかけて感覚神経が圧迫されやすくなるため、お尻~太ももにかけての痛み・しびれが起こります。
以下に心当たりはありませんか:
・長時間の座り仕事
・階段や坂道でお尻が疲れやすい
・歩くとお尻がだるくなってくる
大殿筋の緊張は「腰の問題と気づかれにくい」典型例です。
④ 背骨まわりの筋肉の硬さでも坐骨神経症状が出る
実は見落とされがちなのが、背骨まわりの筋肉(脊柱起立筋・多裂筋・腰方形筋など)の緊張が原因のケース。
背骨が硬くなると骨盤や腰椎の動きが悪くなり、結果的に 腰椎由来の神経を圧迫する可能性があります。
以下に心当たりはありませんか:
・慢性的な猫背
・朝起きると背中が硬い
・長時間のデスクワーク
・呼吸が浅い
背骨の問題は非常に気づきにくいため、施術で大きく改善することがあるポイントです。
◆ なぜ“腰だけのケア”では良くならないのか?
坐骨神経痛は、
腰以外の筋肉が原因で起きているケースが本当に多い症状です。
そのため、
・腰を揉んでもよくならない
・湿布や痛み止めで変わらない
・病院で「異常なし」と言われた
という状態が続く方は、 “本当の原因” が腰以外に隠れています。
◆ 当院では根本原因を細かくチェックします
当院では、坐骨神経に関わる筋肉を総合的にチェックします。
あなたの身体がどこに負担を溜めているのかを、丁寧に評価し、根本から改善できるようオーダーメイドで施術します。
◆ 最後に ― 我慢せず、一度ご相談ください
坐骨神経痛は、
適切な原因にアプローチできれば改善できる可能性が非常に高い症状です。
「自分の痛みはどこが原因なんだろう?」
そう思われた方は、ぜひ一度身体の状態をチェックしに来てください。
→ 初回カウンセリングでは、原因となりやすい筋肉まで徹底的に評価します。
あなたの坐骨神経痛の本当の原因、一緒に見つけましょう。

【ホームに戻る】
