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2025-12-27 14:13:00

本当にしつこい肩こり、治らない理由があります。

その肩こり、揉んでも治らないのには理由があります。

「肩や背中がパンパンで、自分でもどうにかしたくてマッサージに行ったり、ストレッチをしたり…。でも、その場では楽になっても、翌朝にはまた元通り。」

そんなお悩み、ありませんか?最近、当院に来られる患者様の中で特に多いのが、「仰向けで寝ると、肩や背中の張りがきつくてリラックスできない」「違和感があって寝付けない」という切実な声です。

一般的には、肩甲骨周りを揉みほぐしたり、流行りの「肩甲骨はがし」をしたりすれば解決するように思われがちですが、実はそれでも良くならない場合、「別の場所」に真の原因が隠れていることがほとんどです。

揉んでいる場所ではなく「前面」に目を向けてみませんか?肩や背中が凝っているからといって、そこばかりをアプローチしても解決しない理由。

それは、背中を引っ張っている「体の前側の硬さ」にあります。

特に注目すべきポイントは以下の3つです。

①鎖骨の動きの制限 肩甲骨の動きとセットで動くのが「鎖骨」です。

デスクワークやスマホ操作で鎖骨周りの筋肉が固まると、肩甲骨が本来の位置に動けなくなり、結果として背中の筋肉が常に緊張状態になってしまいます。

②胸周りと腹筋のこわばりです。

意外かもしれませんが、胸(大胸筋など)や腹筋が硬くなると、体は前側にグーッと縮こまります。いわゆる「巻き肩」の状態です。この状態で仰向けに寝ようとすると、硬い前側の筋肉に引っ張られて背中の筋肉が無理やり引き伸ばされるため、寝る時に「張り感」として痛みや違和感が出てしまうのです。

③ストレートネックの影響

頭が前に出るストレートネックは、首だけでなく、その土台となる胸郭(胸周り)全体の動きを悪くします。これが、何をしても取れない背中の重だるさの引き金になっているケースが非常に多いのです。「引き算」のケアで、ぐっすり眠れる体に背中をグイグイ押すような「足し算」のケアではなく、まずは体の前側の突っ張りを解放してあげる「引き算」の視点が、長引くコリを解消する近道です。

当院では、ただ筋肉をほぐすだけでなく、鎖骨や胸周りの連動性を整えることで、「仰向けで寝た時に、背中が布団にスッと沈み込むような感覚」を取り戻すお手伝いをしています。

もしあなたが、「マッサージに行っても良くならない」「寝る時に背中が苦しい」と一人で悩まれているなら、ぜひ一度、当院にご相談ください。

あなたの体のどこが「ブレーキ」をかけているのか、一緒に見つけていきましょう。

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