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朝起きた時の「キーン」...ストレス?それとも体の歪み?耳鳴り対策の意外な盲点
「朝、目が覚めた瞬間に耳元でキーンと音がする…」「静かな部屋にいると、耳鳴りが気になって落ち着かない」
そんなお悩みで病院へ行き、「特に異常はありません。ストレスですね」と言われた経験はありませんか?もちろんストレスも大きな要因の一つですが、実は「体の歪み」や「筋肉のこわばり」が耳鳴りを引き起こしているケースが少なくありません。
今回は、耳鳴り対策で見落とされがちな「意外な盲点」についてお話しします。まずは専門医の受診を耳鳴りには、背後に重大な病気が隠れている可能性もあります。まずは耳鼻咽喉科や脳神経内科を受診し、内耳の疾患や脳神経に異常がないかを確認することが最も重要です。
もし検査の結果、「特に器質的な異常は見当たらない」「加齢やストレスのせい」と診断された場合……。それは、実は「改善の大きなチャンス」でもあります。なぜなら、検査に映らない「筋肉の緊張」や「骨格の歪み」が原因である可能性が非常に高いからです。
耳のすぐそばにある「ある筋肉」の仕業医療機関で異常がないと言われた耳鳴りに関わっている意外な場所。それは、首の横にある「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」という筋肉です。
顔を横に向けた時に浮き出る、耳の後ろから鎖骨に向かって斜めに走る太い筋肉です。実は、この筋肉がガチガチに緊張すると、耳の周辺の神経や血流に影響を及ぼし、耳鳴りや自律神経の乱れを誘発することが分かっています。
特に、以下のような習慣がある方は要注意です。
・寝る直前までスマホを見ている
・高い枕で寝ている
・無意識に食いしばる癖がある
「原因不明だから仕方ない」と諦める前に、まずはこの筋肉を緩めて、体からのサインに耳を傾けてみましょう。
【セルフケア】耳鳴りを和らげる胸鎖乳突筋ストレッチ
解剖学的な視点からも効果的な、ご自宅で簡単にできる自主訓練をご紹介します。無理な力は入れず、心地よい範囲で行ってくださいね。
1. 胸鎖乳突筋のリリーステクニック
①耳の後ろにある出っ張った骨(乳様突起)のすぐ下あたりを、親指と人差し指で軽くつまみます。
②そのまま、鎖骨に向かって優しく、筋肉を揺らすようにほぐしていきます。
③ポイント: 強く揉みすぎないこと。皮下組織を優しく動かすイメージで行うと、副交感神経が優位になりやすくなります。
2. 首の斜め伸ばしストレッチ
①背筋を伸ばして座り、片方の手で反対側の鎖骨を軽く押さえます。
②押さえた側と反対方向へゆっくり首を倒し、そこから少し斜め上を見上げるように顎を上げます。
③首の横から前がじわ〜っと伸びるのを感じながら、深呼吸を3回繰り返しましょう。
「体」が整えば「心」も整う
耳鳴りは、体が「少し休んで、自分を大切にして」と発しているメッセージかもしれません。当院では、単に筋肉をほぐすだけでなく、体全体の歪みを整えることで、皆さまが本来持っている「自ら回復する力」を最大限に引き出すお手伝いをしています。
病院で「異常なし」と言われたその耳鳴り、諦めずに一度ご相談ください。朝の「キーン」から解放されて、爽やかな目覚めを取り戻すため、精一杯サポートさせていただきます。

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