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2026-05-11 20:31:00

お尻の奥がジリジリ痛い…。その「坐骨神経痛」、実は大臀筋の下部が原因かも?

「ずっと座っているとお尻が痺れてくる」 「前かがみになると太ももの裏がピーンと張る」

そんなお悩み、ありませんか? 坐骨神経痛というと「梨状筋(りじょうきん)」という深いところにある筋肉が原因だと言われることが多いですが、実はもっと表面にある大きな筋肉、「大臀筋の下の方」がその犯人のケースがあるんです。

実はこの内容に関して以前にもブログで解説しましたが、問い合わせが多いため、今回は詳しく最新の知見も交えながら分かりやすく解説しますね。

      

1. 実は「お尻の筋肉」に神経が挟まれている?

大臀筋といえば、お尻の形を作る一番大きな筋肉ですよね。 この筋肉の「下側(太ももとの境目あたり)」は、実は坐骨神経のすぐ上を通り過ぎる、いわば「神経の通り道の屋根」のような役割をしています。

この屋根がガチガチに硬くなってしまうと、下を通っている坐骨神経をギューッと圧迫したり、神経がスムーズに動くのを邪魔したりしてしまいます。これが、あの嫌な痺れや痛みの正体の一つなんです。

    

2. なぜそこが硬くなっちゃうの?

「特に何もしていないのに、どうして硬くなるの?」不思議ですよね。主な理由は3つあります。

① 「座りっぱなし」による圧迫

これが現代人で一番多い理由です。座っているとき、体重はちょうど「坐骨(お尻の骨)」にかかりますが、そこにある大臀筋の下部は常に押し潰された状態になります。 ずっと圧迫されると血の巡りが悪くなり、筋肉や膜がベタッと癒着して、柔軟性を失ってしまうんです。

② 股関節を「後ろに伸ばす」動きの不足

最近、大股で歩いたり、階段をしっかり登ったりしていますか? 歩幅が狭くなると、大臀筋の下側を使うチャンスが減ります。筋肉は使わないとどんどん硬くなる性質があるため、気づかないうちに「伸び縮みできない筋肉」になってしまうのです。

③ 筋肉下の神経圧迫

大臀筋の下側は、坐骨神経や他の神経が出てくる場所になっています。筋肉が硬くなって、それら神経が圧迫されたり、神経の通り道を狭くしてしまうんですね。


3. 研究による報告:梨状筋だけが犯人じゃない

最近の研究でも、坐骨神経痛の原因は梨状筋だけでなく、大臀筋の深いところにある膜や、太ももの裏(ハムストリングス)との境目で神経が締め付けられているケースが多いことが指摘されています。

当院でも、お尻の表面を優しく緩めるだけで、足の神経特有のツッパリ感がフッと軽くなることがよくあります。これは、大臀筋が神経をスムーズに滑らせるための「ガイド役」も果たしているからなんです。


4. 正しく整えるための「セルフケア・ステップ」

効果を最大限に引き出し、症状を悪化させないために、以下の手順を必ず守って行いましょう。

            

ステップ①:まずは「ほぐし」から

いきなり伸ばすのではなく、まずはボールを使って筋肉の緊張をリセットします。硬い組織をあらかじめ緩めておくことで、その後のストレッチがより深くまで届くようになります。

      

      

ステップ②:次に「ストレッチ」

ほぐれて動きやすくなった状態で、ゆっくりと筋肉を伸ばしていきます。

【大事なポイント:ストレッチはゆっくりと】 反動をつけたり、痛みを我慢して無理に伸ばしたりするのは逆効果です。神経は急な刺激に弱いため、「痛気持ちいい」と感じる範囲で、深く呼吸をしながらゆっくり時間をかけて行いましょう。


5. おわりに:お尻をガチガチから解放しよう!

お尻の下側が硬いまま放っておくと、痺れが慢性化してしまうこともあります。

30分〜50分に一回は一度立ち上がり、座りっぱなしをリセットする

「ほぐし→ストレッチ」の順でケアをする

いつもより少しだけ歩幅を広くして歩いてみる

まずはこんな小さなことから始めてみてください。 もしセルフケアで痛みが強くなる場合や、なかなか改善しない場合は、無理をせず専門的な筋膜ケアを頼ってくださいね。

痛みのない軽い体を取り戻して、毎日を快適に過ごしましょう!

 

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